
アルバイトについて、きめ細やかな方法をご紹介します。 当時、時給は550円くらいだったでしょうか。しろうさぎでのアルバイトは夏場でしたから、お店の中はクーラーが効いていて寒いくらい。しろうさぎの近くには、大きな病院があって、そこの入院患者さんやお見舞い客への出前が多かったのです。
長期に入院している人には常連さんもいて、電話では名乗ることもなく「あ、焼きそば1つ持ってきて」といって切るので最初は驚きました。今ではそういうときは、どこの病室の人で、なにをいくつ、というのをメモに取るべきだとわかりますが、当時は思いつきません。「はい」と返事をしてそのままお店に戻り、すっかり忘れてしまうという失敗もありました。
後でお店に電話があって「さっき頼んだアレだけど、これ以上時間かかるならもういいわ」と断られました。アルバイトの制服も、お店の中にいるとかわいいのですが、それを着て外に出るのは少し恥ずかしいものでした。たいてい、出前先は歩いて3分の病院でしたが、ときどき少し遠くまでいくこともあります。